8月14日(木)ランニングコーチをしているクラブチームメンバー+もう一人のコーチのレッスン生と10月12日に行われる道宗道トレイルランの試走に行ってきました。
道宗道(どうしゅうみち)とは、その昔、修験者や旅人が歩いた信仰の山岳古道で、五箇山から井波までをつないでいます。
私は井波出身で、昔のゴール地点だった瑞泉寺は幼いころから庭のように親しんできた場所でもあります。今回のロングコースの中継地点でもあります。
今回の試走はそこまで行かず、たいらスキー場をスタート地点とし、途中で折り返す28㎞のミドルコース。

スタート直後、アブの大群に襲われました。笑
アブがいるところは水がきれいな証拠と言われますが、刺されるとめちゃくちゃ腫れるので必死で走ります。
ところがいきなりの急登なので、しょっぱなから体力を削られました…。
標高500~600mあたりが奴らの生息域なので、そこを抜けると数が減って一安心。
登ってしまえば、時々林道になりながらも尾根沿いを快適に進みました。

ところどころ変わった木があり、NHKの「にっぽん百低山」で取材された跡がありました。

ミドルとロングの分岐点からは、谷のような獣道を下ります。結構急でアドベンチャーな感じでした。
降りきると舗装の林道にぶつかります。そこをまた城端・五箇山方面へと登っていきます。
これが、日差しが強く影もあまりなく、そしてコンクリートの照り返しと硬い路面でなかなかハード。

しかも長い…
じわじわと体力を削られました。
しばらくするとパラグライダーの出発地点に到着。眺めがとても良いです。
そこから縄が池へと入っていきます。

まだ草刈り途中なようで、藪をかき分けながら「竜の背中」へ。(毎週の草刈り感謝です)
名前の通りの急登で、終盤にさらに体力を削られる感じ…
頑張って登りきると、前半の道に合流しました。
来た道を戻り、高落場山に戻ったところで、なんと標識の中から旅ノートを発見!

私たちの登った日付&メッセージも残してきました。粋な演出です。
そして、歩いたり走ったりしながら、8時間かけて戻ってきました~!
スキー場に着いた時は、達成感でいっぱいでした。
この日は暑い日で、水場もなく、持参した2リットルを飲み干し、まだ足りないくらいでした。
それでも標高1000m付近だったので、風は涼しく、下界よりは快適でした。
私は階段競走とかぶっているので悩ましいところですが、この地元で久々に開催される素晴らしい大会、ぜひとも出てみたいです!

コースはパンチが利いているので、当日はなかなかサバイバルな感じになりそうです。笑