養老山地トレイルランニングレース

12月6日(土)、三重県と岐阜県にまたがる養老山脈を縦走する「養老山地トレイルランニングレース」のロングの部に参戦してきました。

41㎞、累積標高は2100mです。

公式HPより

実は11月の全日本選手権SKYで走った25㎞が最長で、40㎞台は未知の領域です。

今シーズンは資金をやりくりするため平日は仕事をしており、昨シーズンのように1日中練習しているわけではないのと、マラソンすらやったことがないので、そもそも走り切れるか不安でいっぱいでした。

ただ、こういうレースに出ることでベースの体力を向上させるロング練にもなるのと、後半は階段がたくさんあるということも聞いていたのでポール練習にもなると思い、誘われたこともあって参加することにしました。

この大会はユニークで、養老駅電車に乗って多度駅まで行き、2km先の多度大社からスタートします。そして車を停めた養老公園がゴールです。

朝焼けの養老駅

スタートの多度大社では無事下山のご祈祷が行われていました!

そして1・2℃という気温の中、いよいよスタート。

人が多くて、後から動画を見ると結構後ろからスタートしていました。

前半は林道中心で、ほとんど走れるコースでした。逆に走り続けないといけないので休めるところがなく、なかなかつらいところ。そして、ところどころ凍っていました!

ただ、ここで飛ばしてしまうと後半の20㎞が地獄と化すのは聞いていたので、出しすぎないように、でも下りは得意なので重力に身を任せて下る…という風に行きました。

長い林道を終えて、21㎞付近のエイドにたどり着くまでは疲れもなくいい感じでした。

補給を十分にしていざ階段地獄の後半へ!

数日前に積もった雪が道にあり、まさにスノートレイルランニング。

凍ったり泥と混じってぐちゃぐちゃだったりする階段に徐々に体力を削られていき、26㎞付近で一気にペースダウン。

おそらく前半の補給も足りなかったようで、頭にも酸素がいきわたらずフラフラに。

足も、2週間前ほどからの中殿筋や股関節周りの痛みがひどくなってきたのと脚攣りが。

そこで思い切って一度止まり、ジェルを一気に3つ放り込みました。

そのおかげか、進むうちに呼吸が楽になり、また動けるようになりました。やっぱり補給は大事だと実感しました。

下りでスピードを上げ、何とかゴール。

結果、5時間48分、女子総合13位、年代別2位でした。

前半で11位だと聞いていて、中盤2人抜かしたのですが、後半の階段で抜き返されたのは覚えています。いつの間にかもう一人にも抜かされていたようです。

5時間半切れたらいいなと思っていたのでもやっとしましたが、何よりも今までの倍近い距離を走りきることができたことが自身のひとつになりました。

隣接する養老天命反転地も、小学生ぶりに行くことができて大満足です!

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