2日目の11月2日は、昨年度と同じ魚沼地区で行われました。
そして去年と同じく晴れ予報に変わるという奇跡。
ただ去年と違うのは、コースの距離が伸びたうえに累積標高も300mほど追加されたということ。

去年ゴール後全身が攣って動けなくなり、新潟スカイクラブの皆さんに助けてもらった苦い思い出があるので、今回は水分に特に気を付けました。
スタート直後、1.5㎞ほど舗装道路を上がっていくのですが、想像以上にみんな飛ばす飛ばす。
出しすぎないように注意していたものの、やはり山に入ったとたんに息がものすごく切れてしまいました。そこで後ろからバンバン抜かされる上に、5分後にスタートした男子勢にも次々と抜かされてしまいました。
昨年そんなに思わなかった第1エイドまでの道のりがものすごく長く感じました…。
後ろからきたおじさんに「まだ序盤だよ。もうへばってどうする。登りゆっくりでいいから息整えよう」と背中を押されつつ励まされました。
第1エイドに着いた時点で1時間を過ぎていたので、「去年こんなにかかったっけ?ちょっとやばいかも」と思い始める。
下りの舗装道路で、できる限り飛ばしました。
一番の絶景ポイントではかなりキツイ岩場で全く余裕がなく、せっかくカメラマンさんがものすごく良いロケーションで撮ってくれてるのに息切れがひどすぎて全く顔を上げることができませんでした。

今思えばちょっと顔上げてペース落としても全体からしたらほとんどタイムに影響がないのに…せめて一瞬でも作り笑顔したらよかったとちょっと後悔。
昨年息切れでつぶれた第2エイドからの永遠の階段上りは無理せ宇細かく登っていくことを徹底したからか、昨年よりはきつくは感じませんでした(その代わりスピード落ちてたかもしれませんが)。ここら辺から前の人を一人ずつ拾っていくことができました。
第4エイドでコーラ3杯、フラスクにもいっぱいドリンクを補充してもらったにもかかわらず、エイドを出発して下りに差し掛かった瞬間に両足の膝上内側が攣りました。
嫌な予感はしていたのでかなり気を付けて頻繁に水分採ってたのに…
まだまだ距離あるのに動けなくなったらどうしよう!?と本気で焦りました。
何とか走りながら伸ばしたりドリンクやジェルを採ったりしていると、しばらくして奇跡的に復活しました。
その後、最後の登りは1kmちょっとで250mほどアップする壁のようなコースで、そこでも攣りましたが先ほどの作戦を繰り返して何とか走れました。
ずっと登りで追い越されては下りで抜き返すを繰り返していた人々を、最後の下りで突き放して何とかゴール。


終わってみれば13位。
25㎞、累積標高2200m、4時間46分でした。
去年よりも3~4㎞伸びて累積標高も上がったとはいえ、昨年と比べると1時間も遅くなってがっくりでした。
せめて30分以内に収めたかった…。
39なのでぎりぎり年代別表彰もなし。
全日本は悔しい結果となりましたが、最近山であまり練習ができていなかったのも出たな、と思いました。
あとインターバルがいまいち伸びていないことも要因だなと思いました。
苦しい中、そしてペースが速い中でどう走るか。
これはSKIMOにも通ずるところです。
あまりにも悔しいのでもう1レース出ようかと検討中です。
結果を真摯に受け止めて、残り僅かなオフシーズンを大切に過ごしていこうと思います。


