5月24日(土)、中部電力未来タワー(名古屋テレビ塔)の非常階段を駆け上る階段競走に出場してきました。

階段競走は12月に東京タワーで初出場して以来、2回目です。
415段、90mアップと、東京タワーよりも150段ほど少なく、10mほど低いのでいけるかなと思いエントリーしました。
また、名古屋(というか愛知)は、大学・大学院と6年間住んでいた第2の故郷でもあります。
段差がまちまちで途中5段ほど下りもあるトリッキーなコースということも聞いていて、とても楽しみにしていました。
当日は下見ができないため、実は1か月前の講習会にも参加しました。
一般の部は日中に行われ、昨シーズンの結果で選ばれたエリートの部は夜からという、国内シリーズ戦にもなっています。
私は一般の部なので14時スタート。
午前中には何とかもっていた雨も、20分ほど前から本降りに…
でも不思議と嫌だとは思わず、むしろテクニカル的な難易度が上がって面白くなるんじゃないかと思いました。
そしていよいよスタート。私は3番手。
講習会で教えてもらった登り方のコツ(手すりのタイミングや足の置き方など)を思い出し、序盤で飛ばしすぎないように気を付けながら最初のらせん階段を上りました。
ところがリズムがなかなか安定せず、らせん階段終盤はちょっとバウンディングをして筋力でジャンプ気味に登ったので、ちょっと嫌な予感。
下り階段を慎重にパスし、タワーへと続くストレートの階段へ。
ここが鬼門だと思っていたのですが、予想通り。後半走りから歩きへと切り替えました。
核心部のタワー中心部の階段は段差がとにかく高いので歩くことは想定の上で、手すりをつかむ手と足のタイミングをとにかく合わせることに集中しました。

必死で足を動かすも、なかなか動いてくれず…
ゆるい段差のところやトラバースもふらっふらでした。
スパートをかける体力も残っていませんでしたが、ゴールの扉と前走者が見えたので力を振り絞りました。
ゴール後も、まさかの広場までもうひと階段。
広場の芝生に這いつくばりながら、次々とゴールする方々とお互いを称え合いました。
私は2’45’62で2位。

1位とは1秒差でした。
1位だったらランニングウォッチが当たっただけに、非常に悔しかったです。
それでも、エリート選手を入れても3位の成績だったので、タイムには満足です。
階段に特化した練習をしているわけではないですが、自分の今の実力を測ることができてとてもよかったです!
そして階段競走の雰囲気もとてもよく、選手や協賛企業、運営の方々にもたくだん声をかけていただき、心強い気持ちになりました。
来月、再び東京タワー階段競走に出場するので、練習の質をさらに高めていければと思います。